

私達のパーパス(存在意義)は、国策である2050年の「カーボンニュートラル」の実現に向けて「どうしてもなくせないCO2の削減」に寄与することにコミットしています。
具体的には、海外ではすでに導入の始まっている「炭素税」は、早晩、日本でも導入が検討されるものと推察しています。この炭素税の導入が引き金となり、今後、「カーボンプライシング(カーボンクレジット)」の取引が活発化することが予想されています。その取引市場において常にCO2排出量の「買い手」ではなく「売り手」となる市場こそが私共が身を置く場所だと考えています。ただ、アドバイザリーとして頭で汗をかくだけではなく、実際に自社でリスクを取り、汗をかいて3つの事業領域を開発してまいります。
私達が進めている事業は「どうしてもなくせないCO2の削減」にコミットしていますが、その実現には様々な方面からのアプローチが必要です。
日本の「カーボンニュートラル」への取組は、EU(特に北欧諸国)の後塵を拝しており、その遅れは5~10年とも言われています。
私達は、「乗り遅れた時間」を補うため、各方面ですでに先進的な取組や技術開発に実績のある国内外の「企業、大学、自治体」との連携や協業をロケット・エンジンとしてゼロエミッション実現の末席を担いたいと考えています。
【ロゴに込めた思い】
旧約聖書にある「ノアの箱舟」の逸話はご存じか思います。天啓によりノアは大きな船を作り、地上のすべての動物のペアを乗せました。天の罰を受けて40日40夜の豪雨により、地上のすべてが水没し、150日間、水没したままの状態が続き、すべての生命が断たれました。その40日後、ノアは鴉を放ったが、とまるところがなく帰ってきた。さらに鳩を放したが、同じように戻ってきた。7日後、もう一度鳩を放すと、鳩はオリーブの葉をくわえて船に戻ってきた。さらに7日たって鳩を放すと、鳩はもう戻ってこなかった。という逸話です。鳩が持ち帰ったオリーブの葉は、水没した地上の復活の証です。異常気象や水害、台風の大型化、海水面の上昇など、今を取り巻く課題は、ノアの時代と相通じる環境なのかもしれません。
