

DXとGXは、双子のような関係です。
私達は、GXを推進するためには、DXが不可欠であると考えています。
しかしながら、現状のDXは開発上に大きな問題を抱えています。
経済産業省の試算では、2030年までに最大79万人、少なくとも約16万人のIT人材が不足すると予測されており、IT需要の拡大が続く中で需給のギャップが拡大しています。
原因は少子高齢化による労働人口の減少、バブル後の失われた30年の間、企業はDXへの投資を控え、またIT部門の縮小を続けた結果ここにきてIT需要の急増、先端技術への対応遅れなどがあり、DXの遅延、既存システム障害による経済的損失のリスクを高める結果となっています。対策として、社内での育成や待遇改善、人材派遣・アウトソーシングの活用が挙げられます。
また、技術者不足は、技術者の質も薄めています。IT業界では、「人月」が見積の慣例となっています。ベンダーからすれば、クライアントに人数を押し込めばそれに比例して売上が上がるという仕組みです。まだ、経験も薄く、促成栽培の技術者が派遣されることでシステム開発の品質は下がっていると言っても過言ではありません。
アーキテクトレベルの優秀なプログラマーや特定分野に強みを持つ技術者が圧倒的に足りていないが、人月売りのベンダーに大勢いるコーダーレベルの技術者はむしろ余っているのではないかと推察しています。
現に、システム開発において、
DXプロジェクト(100人/月以下)の失敗率は、約69%(平成21年)!
工数、予算、品質の全てにおいて予定通りに完了した割合はわずか3%!
①プロジェクト規模が大きくなるほど失敗率も増加。
②平成24年度調査では、失敗率は微減しているものの高水準で推移。
企業IT動向調査報告書2022(一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会)
東証1部上場企業とそれに準ずる企業4499社を対象とした調査結果。有効回答数1132社
経済産業省商務情報政策局監修
私達には、この「負の連鎖」を止めるソリューションがあります。

私達がご提供するサービスは、一般的なシステム開発工程にあるリスクを削減します。また、すでに開発途上の案件でも、途中からサービスを提供することも可能です


【セカンドオピニオン】
【不意に現れる落とし穴に落ちないためのサービス】

【炎上した場合に火消サービス】
プロジェクトの失敗率は、約69%
東証一部上場企業とそれに準じる企業の計4499社を対象とした調査結果である、企業IT動向調査報告書 2022によると、プロジェクトの失敗率は極めて高いです。
「工期」「予算」「品質」の3つのカテゴリーで分け、プロジェクト規模を「100 人月未満」「100~500 人月未満」「500 人月以上」で分類したデータを見てみます。
ここでは、21年度の数値かつ100人月未満のプロジェクトデータを要約します。
工数に関して、予定通りに完了した割合 : 34.4%
予算に関して、予定通りに完了した割合 : 37.0%
品質に関して、予定通りに完了した割合 : 23.0%
3つの割合の平均するとおおよそ31%前後になります。
逆を返すと何かしらの原因で満足いかない可能性が約69%あるということです。 さらに、工数・予算・品質のすべてが予定通りに終わる確率は、工期(34.4%)× 予算(37.0%)× 品質(23.0%)で約3%です。
もちろん、このデータは事業環境の違いや目標とする工期・予算・品質の違いはあるにしろ、工数・予算・品質のどれも落とさずに成功プロジェクトは、自身の経験と照らし合わせても約3%というのはあながち間違っていないと思っています。これは、工期が「100 人月未満」→「100~500 人月未満」→「500 人月以上」と増えるごとに数値が悪化していきます。(DMM研究所)


